究極の癒し「シロダーラ」とやらを初体験!
「髪の毛をオイルでびたびたにするシロダーラっていうのがいいらしいよ!」
渡航直後のロックダウン中にこんな話を聞き、いつか行きたいと思っていたシロダーラ。
調べてみると、インドの伝統医学アーユルヴェーダの中でも究極の癒しといわれているそう。
しかも、日本では結構なお値段がするけれど、マレーシアだとリーズナブルで受けられるんだとか。
長らく続いた在宅勤務が終わり、通勤が始まって約1カ月、疲れもたまってきたし、と
思い切ってこのタイミングで行ってきました!
行ったのはSamkka Ayurvedic Clinic Bangsar。
ほかに教えてもらったところもあり、迷ったのですが、
今回はBangsarという比較的高級住宅街にあることと、
中の施術室などもきれいそうだったので、決めました。
強いと思いますが、clinicと付いていることからも
わかるように、インド系ではやはり医学として
認識されているようです。
私はシロダーラはもちろん、アーユルヴェーダも初体験で、ドキドキ~。
入ると早速、施術室に通され、服を脱いで、
オレンジ色のバスタオルを体に巻きつけて待つよう案内されました。
施術が始まると部屋は薄暗くされ、インド系ヒーリングミュージックのようなものが流されます。
まずはイスに座るよう指示され、温めたオイルで頭をしっかりもみほぐした後、
首から肩にかけてもオイルをすり込むようにマッサージしてくれます。
オイルはココナッツオイル系の香りがしました(店によっても違うかも)。
それだけでも超気持ちいいのですが、10分ほどした後、ベッドに移り、
いよいよオイルを髪に垂らされていきます。
ちなみシロは頭、ダーラが垂らすという意味なんだそうです。
目の上にクッションのようなものを置かれ見えなくされていたので、詳しくはよくわかりませんが、
置かれていなかったとしても、気持ち良すぎて、途中から爆睡してしまい、覚えていませんw
本来、眉間のチャクラにある「マルマ」と呼ばれるツボに、オイルを流すのがポイントで、
マルマの神経を緩め、神経疲労に効いたり、手が届かない脳へのマッサージにつながるんだそうです。
上のお店のHPからとった写真でも、オイルを垂らすための専用の道具みたいななのが写ってますね。
施術してくださったのも、この緑の服を着た方でした。
上のはHP用に明るいところで撮影したと思われますが、実際は左のような感じ~。
終わりかけなので、専用道具はもうなくなっています。
でも、施術後の写真でも、後ろに使用後の道具があるのが確認できます。
洗面器一杯分ぐらいのオイルが使われたんだ~。
施術後はオイルをタオルでていねいにふき取ってくれ、帰されました。施術室の横にシャワー室もあったので、
使えるのかと思ったのですが、その案内はなし。
念のため、タオルを持って行ってはいましたが、
風呂上がりのように頭に巻き付けて電車で帰るわけにもいかず、家に帰ったら着ていた服に、垂れたオイルで染みができていて、落とすのがちょっと大変でした…。
気になるお値段ですが、
私は1時間の頭部メインのコースを選択したので、180リンギット(約5000円)。
1.5時間の全身コースだと、288リンギット(約8000円)。
全身でこのお値段なら悪くないのかな、と思います。
1.5時間の場合、チケットもあり、5回だと1300リンギットで、友達とシェアも可能だそうです。
施術終了後、お茶を飲みながら、HP写真に写っている男女お二人とアーユルヴェーダなどの話に。
日本から来る人も結構いるらしく(もちろん今はコロナでいませんが)、
なんで日本人はそんなにストレスを抱えているのか、
でも日本人はいつも笑顔なのはなぜか、と聞かれました。
よく仕事が忙しいから、というけれど、いつも表面的には笑顔で、
本当に嫌なことを嫌と言えない、本音が言えないことがストレスの原因なのでは、
と指摘されました。確かにそうかもしれませんね。
アーユルヴェーダでは人の体は、ドーシャという3種類のエネルギーで構成されているんだとか。
その3種類が、VATA(ヴァータ・風)、PITTA(ピッタ・火)、KAPHA(カパ・水)で、
簡単なテストの結果、私はKAPHAが強く、次いでPITTAのため、
普段は穏やかだけど、一度火がつくと激しい性格とのこと。
結構当たってます。
さらに誕生日から何か計算して、私の本来の数字が7,今後の数字が4、
すなわち男性的な性格から、女性的な性格に移行しつつあると、教えてくれました。
なんかオットとの相性的なことまで、数字から見てくれました~。
(私的には話している男の人の目が、おっこちそうなほど大きくて、そればかり見てたんだけどw)
いや、アーユルヴェーダ奥深い~。