初出社!

マレーシアに来てからもずっとWFH(Work from Home)でやっていたのですが、

先週、突然、ワクチン2回接種済の人だけ出社するよう要請があり、ビックリ!

社内でいくつかチームがある中で、私の所属するチームは小さいし、

一番最後の出社だろうともともと予想されていたのに、トップバッターになるとは!

ロックダウンの影響で美容室にも行けておらず、髪もボサボサなのに……。

 

と、嫌々ながら、MRTという電車に乗って通勤してみました。

日本に比べるとタクシー(こちらではGrabというシェアカー的なのが主流)

料金が安いので、それで通勤する人も結構いるのですが、

電車だとdoor-to-doorで1時間弱。

最寄り駅は、マレーシアの中心駅から5つ目の駅で、

マレーシア最大の「1 UTAMA Shopping Center」があります。

2021年の最新データでは、世界でも11番目に大きいモールだそうです。

大きすぎてモールを出るのにマジで迷いました……。

malaysia-magazine.com

 

 

 

 

 

 

 

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会社はこのビルの10階にあります。

(写真は別の日に行った時のなので、初出勤はもう少しマシな服装で行きました)

なんかマレーシアのグリコみたいなのが、1階で出迎えてくれました。

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オフィスに入ると、外資系って感じ♪

日本チーム以外にも韓国、台湾チームなどがあり、エリアごとに国旗が立てられています。

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飲食スペースには、無料の自販機や、ダーツなどのゲームグッズなども置いてありました。

ビル周辺は緑が多く、いろんな食べ物屋もあって、いい感じでした。

ビル内はエアコンガンガンですごい寒いと聞いていたので、長袖やひざ掛け持参で大正解!

 

結局出社していたのは、10人にも満たないぐらいだったのですが、

初めて会う人ばかりなので、まずはごあいさつ。

よく考えると、会社で人と顔を合わせるというシチュエーションは、

日本にいた時も含め1年以上ぶりで、ちょっと緊張しました~。

そして、やっと会社のPCにも慣れてきたと思ったら、

2日目の終業時に「明日からまた在宅でいいから」と。

いったい何だったんだ!

 

ま、本格的な出勤に備えていい経験になりました、というお話でした。

マレーシア水事情~浄水器徹底比較!

海外生活でよく問題になるのが、飲み水。

マレーシアでも、洗濯したら服が茶色になった!なんて話も聞きますが、

コンドミニアムにもよるようで、私のコンドはとりあえず見た目はきれいで、

前居住者の話を参考に、野菜の下洗いなどには普通に使うものの、

さすがに飲み水や、直接口に入れる料理には、買ってきた水を使ってきました。

そうなるとさすがに量が必要になるので、私は9.5リットル入りのタンクを愛用。

1.5リットルのペットボトル約6本分なので、まあ重い!

私のコンドは下にミニスーパーがあり、そこで買えるからまだいいのですが、

スーパーが近くにないと大変で、ネットで購入しても、セキュリティーの関係で、

ほとんどのコンドは1階のエントランスまでしか持ってきてもらえず、重いのは同じ。

コンドに入居の際にオーナーと交渉して浄水器をつけてもらうケースも多いのですが、

私のところはなかったので、ロックダウンが終わってから購入しようかと先延ばしにしてきました。

そして、買うからには徹底比較したくなるのが私。

ググっても比較情報が少ないようだったので、自分の備忘録として載せておきます。

 

まずこちらに住む日本人に人気なのが、やはりパナソニック製品!

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パナソニックの中でも何種類かあり、黒色のと緑色の(左の表の左から2つめと3つめ)なんて

最初はデザインの違いだけかと思っていたのですが、処理能力が違うようです。

せっかく浄水器を買うなら当然気になるのは、

バクテリア除去率。

表では左端のものしか明記されていませんが、

公式サイトを見ると、中の3製品は95%程度のよう。
そのほかのポイントして、水量(1分間の処理能力)とフィルターの交換時期を私はチェックしました。

これ以外にアルカリイオン水を作れるタイプもあります

ただ、個人的にこれらパナ製品のデザインがかなり苦手。

パナが安心だし、特に左端のが能力的に優れているのはわかっているのですが、

赤しかなくて、ちょっとNG。

 

というわけで、他社製品も検討してみました。

現地の代表的なメーカーが、Jovenです。

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性能的にはまずまずで、フィルターの交換タイミングが表では半年ごとになっていますが、

10000リットル使用後というのも見かけました。

価格的にもリーズナブルで、デザインもパナのよりは私的にはマシかな。

 

 

そのほか、こちらのイオンで見かけた東レトレビーノなどもチェックしたのですが、

コスパと、あと交換フィルターを入手しやすいのは現地製品だろう、ということで、

私は結局Jovenを購入しました。


ところが、最後にもう一つネックが。

私のコンドの蛇口のサイズがこっちの一般的なのと少し違うのか、取り付けられない!
同じコンドに住む友人も違うメーカーので同じ状態だったので危惧していたのですが、

やはりダメか……、という感じ。

その人は不動産屋手作り?のゴムのようなもので調整して取り付けていたのですが、

私はネットで探して下の写真の部品を購入。

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サイズやネジのつき方(いわゆる雄、雌)が合うか

不安だったのですが、一発でバッチリ合いました!

 

 

 

やれやれ、これでとりあえず水問題から解放されそうです!

ソロ活

老後の「おひとりさま」に備え、今の生活にも新たな視点や行動の広がりをもたらす活動「ソロ活」

という日経Ariaの特集の第1回目に、
リアル知り合いでもある高内正恵さんが紹介されていました!

aria.nikkei.com

 

 

 

 

 

 

高内さんと知り合ったのは10年ぐらい前かな。
関西で働く女性のネットワーク「よこの会」でした。
ほぼ同世代のワーキングマザー同士ということで、お話しさせてもらったりしていました。
高内さんが2016年に、当時大学1年と高校1年だった娘さん2人と夫を大阪に残して
神奈川県に単身赴任すると聞いた時は、驚きました。
しかも、週末には帰省して1週間分の用意をすると聞いて、またビックリ!
忙しそうながら、いつも笑顔を絶やさない高内さん、すごいわ!と思っていたけれど、
ここ1、2年、各地でワーケーションしている様子がインスタに投稿され、
ほんと刺激を受けることばかり。
私が今春、軽キャンピングカーをレンタルして
桜を見ながら仕事をする一人旅を企画したのも、実は彼女の影響です。

 
 
 
 
 
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そして、海外でソロ活を始め、いまはとりあえずこちらの環境に慣れること優先の私ですが、
来年あたりからこちらでワーケーションできないかな~と考え中。

ソロ活というと、お金や時間に余裕がある人と思われがち。
もちろん子供が小さいころに比べると日々の時間にゆとりが出たのは確かですが、
人生という長いスパンで考えると、自分や家族の健康など、
今しか自由に動けないかもしれないというタイムリミットを抱えているからこそのソロ活。
海外という今までと違う環境の中で、自分は今後どういう人と付き合って、
どういうふうに生きていきたいのか、日々の出会いを通じ意識しつつある今日このごろです。

 

マレーシアの独立記念日

マレーシアでは8月末から9月にかけて、いたるところで国旗を目にします。

というのも、8月31日が独立記念日だから。

独立記念日には、ペトロナスツインタワーもマレーシア国旗の色になってました!

 
 
 
 
 
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コロナでなければパレードや花火があってお祭り騒ぎだそうですが、
特に今回、私はちょうど会社のゴタゴタに巻き込まれていた最中だったので、

あまり楽しめなかったな、と思っていたのだけど、

どうやら、9月16日も「マレーシアデイ」という独立を祝う日らしいことに気づきました。

この違いはなんだ?

調べてみると、8月31日は「ナショナルデイ」とも呼ばれ、

1957年8月31日に「マラヤ連邦」がイギリスから独立したことを祝う日。
マラヤ連邦とは、現マレーシアのマレー半島の部分のことです。
この日、マレーシアの初代首相が「Merdeka(独立)」と叫んで独立を宣言した

「ムルデカ広場」は観光名所の一つにもなっています。
(ロックダウンの影響で、私はまだ行けてないけど…)

一方、マレーシアデイは1963年9月16日に、ボルネオ島北部(サバ州サラワク州)とシンガポール

イギリスから独立してマラヤ連邦に加わり「マレーシア」という国ができた日だそうです。
シンガポールはさらに2年後の1965年、マレーシアから分離独立する形で建国)

マレーシアの国旗はなんとなくアメリカに似てるとも思うのですが、
赤と白の14本のストライプは、独立時の13の州と
クアラルンプールを含む連邦直轄地域を意味しているんだとか。
三日月と星は、イスラム教のシンボルとしておなじみですよね。

また、各州にも旗があり、その旗もよく目にします。
13の州のうち9の州にスルタン(王様)がいて、
9人のスルタンのなかから5年ごとに国王が選ばれる制度なんだそうです。

国王の輪番制は世界でマレーシアだけらしい!

スルタンの誕生日は祝日で、州ごとに祝日が違っており、ちょっと戸惑いそう。

 

19世紀、英国の植民地時代もスルタンを介した間接統治の手法が取り入れていた影響のようで、

第二次世界大戦中の日本による占領(1942~1945年)を経て、
終戦後にもともとのイギリス領に戻り、それから独立したという流れです。
マレーシアは先日首相が変わったばかりなのですが、国王の政治介入があったんだとか。
こちらの記事が参考になりました。

www.nikkei.com

 

 

 

 

 

 

 

 

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青字で書かれている
Malaysia Prihatin

というのが独立記念日のスローガンのようなもので、

「互いに思いやろう!」といった意味なんだそうです。
他民族国家だからこそ、国が一つになって、

独立を祝うことを大切にしている国なんだろうな、と思っています。

 

転職1周年<後編は、なぜかマレーシアの転職事情>

前編で書いた突然の転機から、怒涛の1週間でした。

一言で説明すると、社内のゴタゴタに巻き込まれ、マレーシアではや再転職?!ってなってました。

社内のゴタゴタについては詳しく書けないことも多いので、

後編はマレーシアでの転職事情編という感じかな。

 

実は、今春ごろからマレーシアはロックダウンの影響で、

出入国管理局(イミグレーションオフィス)が閉鎖され、業務が完全ストップ。

なので、私は入国した5月以降、VISAが正式に承認されていない状態で、
観光で許可されている滞在期間90日を過ぎると、厳密には不法滞在者になりかねない状況でした。

このため、外出時はとりあえずAppoval Letterという入国許可証を

念のため持ち歩くといった対策をしていました。

そして、8月になりようやくイミグレが再開。

雇用パス(EP)といわれるVISAのシールが貼られたパスポートが

やっと8月27日に戻ってきてホッとしたところでした。

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雇用パスはこんな感じ。VISAスタンプということも

ありますが、実際はシール状。
ちなみに日本政府発行のVISAシールは結構ちゃちい。

雇用パスに必要な約500リンギットの領収書を

兼ねているのか、値段が明記されており、

お国柄を感じさせます。

 

 

 

そんな矢先に突如起こった社内のゴタゴタ。

私の勤務先は2社(A社とB社)の合弁企業だったのですが、合弁が解消され、
A社の100%出資に変更となり、A社とB社で仕事と社員の奪い合いといった状況になったわけです。

一番の問題は、当初はB社からのみ

「A社に残っていても仕事がなくなるから、みんな移籍するしかないですよ」

といった説明が社員にはされたこと。

しかも24時間以内に決断したら、特別ボーナス(インセンティブ)があったり、

管理職へは先に説明を行い、管理職は全員すでにB社への移籍を同意しているので、

と一般社員に圧をかける用意周到な手はず。

突然の合弁解消→移籍、とかは外資あるある?!

とは思ったものの、さすがに24時間で決めろっていうのはおかしくない????
(B社的にはインセンティブという言い方でしたが、現実は強要に近かった)

って思っていたら、A社とB社の間のゴタゴタ状況がみえてきたというわけでした。
これは移籍というより、転職に近いと、私的には状況把握しました。

 

背景として、今マレーシアには多くのBPOが進出しています。
BPO=Business Process Outsourcing(ビジネスプロセスアウトソーシング)のことで、

勤務先もBPOの一つ。

コロナでリモート全盛となったこともあり、

日本向けのコールセンター業務などをマレーシアから行っている事例は多く、

先日も、同期入社だったけど、すでにほかのBPOに転職した人とランチをして、

こちらの転職事情など聞いたばかり。

いつか転職もあるかな、とは思っていましたが、まさかこんな急に?!

特にこちらの転職で気を付けなればいけないのが

通常3カ月程度のNotice Periodが設定されている点。

退職の意思を会社に伝え、その期間よりも早く辞めたい場合は

ペナルティーを支払う必要があったりするようです。

さらに、転職に先立って勤務先からRelease Letterをもらう必要があり、

それがもらえない場合、最悪、一度日本に帰国する必要があるんだとか。

 

う~ん、やっと新しい家に落ち着いたばかりなのに、日本への帰国は絶対避けたい!

という観点から、万が一A社でもB社でもないほかの選択肢を考えなけばならない状況を想定し、

最終的に、Release Letterを保証してくれたA社残留を私は決定。

当初のウソの説明を不満に、一度はB社に同意したもののA社に戻ってきた人も多く、

私たちのチームはほぼ全員がA社残留となりましたが、

信頼していたチームリーダーはB社を選択という、ちょっと悲しい結果になりました。

立場が違うと見えていることも違うんだろうな、と納得するしかないのですが、

しばらくこの騒動の影響は残りそう。

どういう選択をするのか、何を優先順位に生きていくか、

2年目に向け改めて突きつけられたできごととなりました。

 

転職1周年<なぜか?前編>

転職1周年を迎えました。

マレーシアに行けるとワクワクして入社し、

コロナで遅れても年内には行けるかな、と思っていたのに、結局、渡航できたのは今年の5月。

そして、自分のコンドミニアムにようやく落ち着いたけど、

コロナでお店は全くやってないし、マレーシア観光など全くできてない、など
入社時に思い描いていたのと違う部分はあるものの、

とりあえず今マレーシア生活を楽しめているのでオッケー、という感じの1年でした。

 

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会社からこんなメールも送られてきました。
同期50人ほどいたなかで、私と同じチームに配属された10人程は辞めずに残っていますが、

別チームにいった大グループの方は半数以上辞めたようです。
改めて振り返ると、10人程度の小グループだったからこそうまくまとまって、

助け合ってやっていけた気がします。特にずっと在宅なので。

私たちのチームもこの一年でかなり人数が増え、最初は30人弱でしたが、50人を超えるまでに。
私にとって長年やってきた仕事とは全く違う分野ですが、若い子にバカにされないようにと、
一生懸命頑張ってきました。

研修やミーティングはZoomでマレーシアにいるリーダーを中心にやっていたわけですが、

セキュリティーの関係などで、参加者画面なしの、音声のみというスタイル。

声だけでだれか瞬時に聞き分けられるようになっただけでなく、
話し方から性格などもなんとなく想像できて面白いものですね。

顔は合わせてないけれど、この1年でそれなりに人間関係が築けていたので、
マレーシアに来てもスムーズに暮らしていけているのだと思います。

入社2年目これからも頑張っていこうと思ったとこだったのですが、
この週末、突如、大きな転機が!!!!

というわけで、後編に続きます。

ボスザル登場?!

マレーシアの六本木といわれるブキッビンタンに住んで1カ月がたちました。

 

居住しているコンドミニアムには6階の共有スペースにプールなどがあり、

現在はコロナで使えないのですが、お散歩がてらにのぞいてみたら、なんとそこにいたのは!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっぽ長い!一匹オオカミならぬ、一匹ボスザル感、半端ない!
近くに森林生態公園があるようなのですが、そこから来たのかな?

KL郊外などには結構サルがいるとは聞いていたものの、ビックリでした。

 

そういえば、私も同期の一部の間で「ボス」と呼ばれ始めているようです。

なんでやねん?!

疑問に思ったことがあれば、すぐ質問したりするからかな??
都会に現れたボスザルとは私のことか?

サルに妙に親近感……。

 

ということで、紹介し損ねていましたが、共有スペースにはプール以外にもジム、

パターゴルフ、ハンモック、BBQスペースなどがあります。

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玄関の表側に見える教会と、背後に建設中の

超高層ビルの対比が面白い。 

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ロックダウンが終わって使えるようになる日を楽しみにしています。

そうなると、サルも来られなくなるのかな?ボス、元気でな!