世界に見せたい日本とは

TOKYOオリンピックまで1週間となりました。

マレーシアに来ていなければ、実は大会ボランティアをする予定だったんですよね。

オリンピックの自国開催を目の当たりにできるなんて一生に一度あるかないかなので、

楽しみにしていました。

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2019年にあった最初の研修時にもらったノートは、

こちらでも使っています。
メルカリで売られているそうですね。

服なども採寸したり、あの時は希望に満ちていました。

 

 

 

 

 

昨年、延期が決まった後、やっと連絡があったのが12月ごろ。

継続するかどうかの意思確認がありました。

ただ、登録メアドを変更した関係なのか、うまくログインできず、そのまま放置状態。

その後、森氏の発言で大幅にボランティアが減ったためか、今年3月ごろにも意思確認がありました。

さらに先月にももう一度、無観客が決まった今月も改めて確認メールが届いています。

 

私は最初の確認メールの時に、すでにボランティアはあきらめていたものの、

最終的にやらないことを決意したのは、

「この夏開かれる世界最大のイベントで働きませんか」といった募集広告を見たことが大きかった。

どうみてもオリンピックのことですよね。

関西であった研修時、何人かと話しましたが、みんな仕事を休んだり、宿泊・交通費は自腹覚悟。

もちろんボランティアだからわかっていたことなのですが、

一部の人には大っぴらにお金を支払うのでは、あまりに「やりがい搾取」じゃないでしょうか。

その辺で、社員に動員をかけたりするのがオフィシャルスポンサーとかの役割じゃないの?
と疑問に感じた次第。

 

結局、緊急事態宣言下でのオリンピックとなり、ボランティアをやめといて良かったと思いますし、

それ以上になぜこんな状況での開催になったのかモヤモヤしています。

先日も大谷翔平クンのMLBオールスターゲームを見ていると、

アメリカではみんなマスクもせずに、バーで飲みながら観戦したりしているのに、

なぜ日本は無観客で、お店もしまったままなのかと、すごく悲しい。

1年前は欧米の方がひどいぐらいの感染状況だったのに、この一年何をやってきたのでしょう。

開閉会式も日本の技術力を見せつけて配信にするなどの工夫ができないのかと思いますが、

多分オリンピックの巨額な放映権の問題でできないんだろうなぁ。

そんな世界的な感染状況の違いや、オリンピック賛成反対の議論など、

なんだか人々の分断がより鮮明になった気がしています。

平和の象徴のオリンピックや、復興五輪という言葉がむなしく響きます。

オリンピックをテーマにした大河ドラマ「いだてん」の言葉が胸にささります。

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三十数年前の7月、大学生だった私は1年休学してアメリカに行きました。

アメリカのいいところ、悪いところを知り、日本の良さも感じました。

以来、海外は旅行でいいや、と思ってきた私が、マレーシアから東京オリンピックを見ることになるとは!

改めていろいろ考えさせられる夏になりそうです。