いきなりのワクチン接種!

クアラルンプール中心部にある今の家に移って1週間余り。

マレーシアでは、私が隔離ホテルを出るのとほぼ同じタイミングの、

6月1日からロックダウンが始まり、当初6月末までの予定でしたが、

再び時期未定で延長されたところです。

こちらのロックダウンは食料品以外のお店はほぼ閉まっているほか、

州を越えた移動の制限、一台の車に乗れるのは2人まで(タクシーなど含む)、

など結構厳しいものがあります。

私の引っ越しも本来、州越えなのですが、許可証を持っている人が手伝ってくれたのでできました。

 

特に、コロナ禍のマレーシアで外せないのがMySejahteraという携帯アプリ。

食料品店に入る時、タクシー代わりのGrabに乗る時など、

いちいちQRコードを読み取り、チェックインする必要があります。

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(←クリックすると拡大)                             

アプリのプロフィール欄。                            

直近のPCR検査結果などが表示されています。                    

 

 

 

 

 

 

 

 

ワクチン接種もこのアプリから申し込むようになっており、

住所などを入れて登録すると日時や指定の自宅近くの会場などの案内が来る仕組みだそうです。

なので、引っ越してすぐ忘れないうちにと登録していたら、

今週日曜の朝、2日後の時間と会場の連絡がいきなり来ててびっくり!

まさかこんなにすぐ来るとは!

こっちの初病院がコロナの予防接種か~。
慌てて会社の人でマレーシア在住歴が長い人たちに聞いてみたのですが、

ほとんどまだ連絡が来てないとのこと。

住んでる場所にもより連絡の早い遅いがあるようです。

そんな中ようやく一人すでに打ったという人が見つかり、

どんな様子だったかなどいろいろ話を聞くことができました。

その方は大規模会場で、英語の問診票にチェックなどして、非常にスムーズに進んだそうです。

気になるワクチンについては、基本はシノバック(中国)だけど、アストラゼネカも選択できたとか。

ただ彼女はシノバックにして、特に副作用もないとのこと。

 

今急いで打たなくてもいいから、製薬会社を選べるか改めて確認してからにしようかとも考えましたが、

次いつチャンスがあるかわからない、打てば移動も許可されるなど、聞いたので、

ええぃ、打っちゃえ、と思い切って決断しました。

指定場所は自宅のある中心部から結構離れた「Klinik」。

つまり英語のClinicで、マレー語はこのように英語とほぼ同じ音でスペル違いが多いんです。

クリニックというぐらいだからそんな大きな病院ではないだろうし、

製薬会社の選択はできないかもなぁ、と予想はしてましたが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

めっちゃローカルな感じの病院で、大規模会場では使われていたという英語の問診票さえなく、

当然ワクチンの選択肢もなくシノバック一択。

口頭で過去のアレルギー歴など、問診票と同じようなことを説明され、ワクチンへの同意をサイン。

念のため、送ってもらっていた英語の問診票の画像を見せ、「これと同じ内容よね」と確認しました。

病院の英語、難しい~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


打つ前にまたQRコードを読み取って入室し、いざ接種。

さほど痛くはなく、15分院内で待機しておしまいでした。

今のところの副反応として、パソコンを入力したりすると軽いしびれのようなものを感じますが、

それ以外は特にないようです。
打った後の症状などもアプリでチェックするようになっています。

(左が接種場所の最初の案内画面、右が接種後の画面。拡大してみてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アプリによると、ワクチンの有効期間は来年2月10日のようです。

シノバック、効果が薄いような話を聞きますが、

これからは、インフルエンザのように毎年受けるようになるのかと思うと、

もう何製でもいいから、旅とかできるようなメリットの方がデカい気がしてきました。

まずはその前に、来月20日に2回目を受けなきゃ、です~。