新社会人クンへ

渡航を明日に控え、PCR検査を受けに行ってきました。

陰性の英文の証明を即日発行してもらって、とりあえず一安心。

 

そして、本日は長男の24歳の誕生日でした。

思い起こせば、出産は比較的軽めだった息子、

会社の育休制度が「子供が1歳になる年度末まで」だったので、

5月生まれの息子の場合、丸2年近く休むことができ、

同僚でもあった夫と話し合い、私が約1年、その後夫が約1年、育休をとりました。

当時は今以上に男性の育休取得が珍しかったので、時々、取材を受けたりもしました。

 

その後も、夫婦2人で協力して順調な子育て、

と書きたいとこですが、いや~これが大変でした。

幼い頃は、単純に子育てと仕事の両立が大変だったのですが、

小学生になる頃から、個性的な彼の行動がさまざまな問題をおこし、

中高生になると、親への反抗がものすごく……。

ホントにいろいろありましたが、

今春から新社会人として関東で働き始めています。

仕事は大変だけど面白いらしいので、それが一番と親としては喜んでいます。

 

彼は年収にすごくこだわっているようですが、

私にとって働く=生きることであり、世の中とどう関わるか。

今でこそ、出産後も働き続けることが当たり前のようになってきていますが、

当時はワーキングマザーはまだまだ少なく、

辞めざるを得なかったという女性に数多く出会いました。

その点、我が家は夫が1年育休をとれる程度に理解がある職場で

(陰ではいろいろ批判もされていたようですが、変わりもの夫婦だったしw)

私が働き続けることで何かしら社会に役立てることがあるのかも。

少なくともワーキングマザーの数がプラス1にはなる。

そんな私なりの働く軸が、彼を生んだことでできた!

と言えば、かっこよく聞こえますが、そんなふうに気合を入れないと、正直やってられなかった。

仕事は辞めたけど、もし子育てが改善しなかったら……。悶々と悩んだこともありました。

 

ま、そんなこんなで、社内外でワーキングマザー仲間のネットワークを作ったり、

ツイッターでもそんな経験をつぶやいてみたり。

 働く=傍(はた)を楽にする、とも聞きますが、

私にとって、働くことは純粋に自分自身が楽しいし、

子供たちにもそんな姿を見せることができればと思ってきました。

息子はきっとこれからいろんな壁を経験すると思いますが、

「うちのオカンみたいにマレーシアにいきなり行ってみるとか、いざとなればいろんな働き方がある!」

と思ってくれたらな、と思っています。

頑張れ、息子!